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32件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2005-05-18 第162回国会 衆議院 国土交通委員会 第18号

すなわち、労働分配率の点も考慮に入れて、そして、当時の下村理論そしてまたさらには、論理的な支柱といたしましては、加速度原理でございますとか、あるいはギーリッヒの最小律の法則、さまざまな当時の論理を駆使いたしまして理論的には所得倍増計画が構築をされたわけでございます。そして、この所得倍増計画閣議決定をされました二年後の昭和三十七年に初めての全総の策定になるわけでございます。  

寺田稔

1980-04-09 第91回国会 衆議院 大蔵委員会 第22号

もう一つ下村理論のお話がございましたが、基本的に当時と違いますのは、いわゆる六〇年代というものは、政治的には日米安保の改定で岸内閣が終えんをして、池田内閣ができて、それで三ドルの原油が七〇年、私が官房長官になったときには一ドル七十セントになっておった。原油というものが売り手市場ではなく、完全に買い手市場にあった。したがって、成長成長を生んできた要因がそこにある。

竹下登

1975-10-18 第76回国会 衆議院 本会議 第7号

経済部門全体を統合してみると、投資と貯蓄の間には事後的な恒等関係が必ず成立する」というような理論がいま一部に説かれておりますが、これはかつての下村理論と同じように、時間と空間を超越した楽観論、観念論であると思うが、政府のお考えはどうでありますか。  具体的に申しましょう。  都市銀行十三行の預金は、上期で三兆五百十五億円の増加であります。これが今後一体どれだけ増加するか。

竹本孫一

1971-05-20 第65回国会 参議院 大蔵委員会 第21号

これまでの高度成長は、まあ下村理論を基礎にしたようですけれども、物、金、労働力技術革新に合わせるように、技術革新投資ですよ。重点的に物、金、労働力重化学工業方面につぎ込んだことは確かですよ。そのために、低生産性部門のほうにその物、金、労働力の導入がおくれた。アンバランスなんです。これから物価の値上がりが生じておる。

木村禧八郎

1970-04-13 第63回国会 衆議院 決算委員会 第13号

そういうようなことで、下村理論も大体似たようなことかと思いますが、そういう思想池田さん時代所得倍増計画時代から相当ありまして、いま日本経済界を厳然として支配する一つ基本思想ではないだろうか。それならば、最近の物価上昇率を見てみましても、去年は見通しがすっかりと変わってきまして、最近訂正なさいましたですね。

吉田賢一

1965-03-26 第48回国会 参議院 予算委員会第二分科会 第1号

木村禧八郎君 あとに羽生さんの質問があるそうですから、あまり議論していると時間がたちますから、簡潔に質問していきますが、ただ、さっき長官も言われましたが、高度成長は決して悪くはなかったのだ、それからいまのパイ理論ですね、また下村理論とかいう、これは非常にわれわれ問題があるところで、これはだれも成長を否定するものはないのですよ。

木村禧八郎

1965-03-15 第48回国会 参議院 予算委員会 第12号

たとえば下村理論、池田さんもそれに基づいて答弁しました。成長率の大体三分の一程度は、これはたとえばサービス産業が三分の一あるので、賃金上がっていくので、どうしても不可避である、この点はやむを得ない、こういう理論を持っておりました。第二、池田さんは、卸売り物価さえ安定していれば、消費者物価が上がっても日本経済は心配ない、こういう理論を持っておりました。

木村禧八郎

1964-12-10 第47回国会 参議院 予算委員会 第4号

池田政策の誤りは、これははっきり私は文書等で確認したわけではありませんけれども、まあ世間評論等を見れば、いわゆる下村理論に基づいたといわれており、下村君の考え方は、基本的に、生産設備をどんどん拡大していく、高度成長していけば、その過程においてその格差が自然に是正されてくるのだ、こういう考え方であった。

木村禧八郎

1964-03-28 第46回国会 参議院 予算委員会 第20号

たとえば下村理論を批判しましたエール大学の助教授のパトリックという人も、これは「東洋経済」に翻訳が載っていますが、はっきりとそういうことを言っております。日本がこれまで驚くべき経済成長をもたらした理由は「相対的に豊富な労働力の供給が労働生産性の急速な向上と相まって、そのために大規模製造業部門におけるコストが低下したからである。」こう言っているんですね。

木村禧八郎

1964-03-28 第46回国会 参議院 予算委員会 第20号

下村理論の批判ですよ。そういう考え方下村さんの考え方と同じですよ。卸売り物価は安定している。むしろ下村さんは卸売物価が下がると輸出ができすぎちゃって国際収支があまり黒字になり過ぎて、国際的な通貨の均衝を破ると、こういう議論をしておるのですよ。卸売り物価は下がらなければならないわけなんです、生産費が下がっているのですから。生産性が向上しておるのですから。

木村禧八郎

1964-03-06 第46回国会 参議院 大蔵委員会 第12号

たとえば下村理論で、下村君が、私企業の場合、経営者というものは聰明なんだと、みんな採算をもとにしてそんな行き過ぎたりなんかしないと、ちゃんとあるところで、設備過剰になりそうになると、ちゃんと自粛して非常に聰明な計画を立てるのだということをもとにしてあの倍増計画についての理論化をしておりましたが、そんなもんではないと思うのですよ。

木村禧八郎

1963-12-16 第45回国会 参議院 大蔵委員会 第3号

むしろ、まあいわゆる下村理論といわれるものですが、これは私は正しく理解しているかどうか、私の考えですが、下村君は、大体この高度成長のためには設備をどんどん拡大していけば、その設備拡大過程において物価の問題も国際収支の問題もおのずから解決されていくのだ、あるいは格差の問題も解決されていく、そういう考え方ではなかったかと思うのです。しかし、これは長期的なものの考え方である。

木村禧八郎

1962-11-12 第41回国会 衆議院 大蔵委員会 第10号

ところが、池田さんがいわゆる高度成長と言ったところの下村理論この開発銀行理事下村君の意見にほとんど一時は圧倒された。ところが私は、日本銀行のあの大きなスタッフの中にはこんな下村理事よりもっと高い見地に立って指導する人が多いと思います。と同時に、日本銀行は膨大な調査機関を持っており、同時に三十幾つかの支店を各地に持っております。

佐藤觀次郎

1962-05-04 第40回国会 参議院 大蔵委員会 第31号

もう一つは、これは下村理論に基づくと思われるのですが、いわゆる国内市場優先政策をとって、個人消費をあおってしまった。この二つに原因があるのだということを藤山さんは言われているわけです。特に金利政策について、金融が正常化しないのに低金利政策をとったから、それが設備投資を刺激したということをはっきり言われているのです。

木村禧八郎

1962-03-15 第40回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号

具体的に私はお聞きしたいのは、三十年前の世界経済恐慌の中において、下村理論出発点になっているかと思いますが、ケインズ学説が出ました。しかし、ケインズ学説が出るまでには、現実において社会的苦悩があったんです。三井三池のあのストライキ以上に深刻な炭鉱ストライキから、港湾とそれから運輸関係三角同盟によって、政府をゆさぶって、政策の転換をやろうとしたができなかった。

戸叶武

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